Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

リユース毛糸のブランケット


風邪が抜けなくて、いろんなことが足踏み中。
全く動けないほど悪化したわけじゃないんですが、
この治りにくさはなんなんでしょ。
年齢的なものなのか。しくしく(笑)。

ブランケットもアップできないでおりますわ。すみませぬ。
画像の縄編みのブランケットは去年編んだ私物でして、
母が大昔着ていたジャケットの糸に
渋いグリーン系のモヘアを組み合わせて編んだもの。

ジャケットは、ベージュのようなイエローオーカのような変な色。
なんでもとっておくハハは、既製品のそれを根気づよくかつマニアック(?)にほどき、
いつでも編み直せる状態にしてん十年も保存。
それをもらった私がずいぶん寝かせたあとにようやく編んだ、ってわけです。

今、ニットの編み直しをする人なんか、ほとんどいないんじゃないかな。
面倒だもんねえ。
参考までにハハの作業工程を書いてみますわね。

1・ニットをほどいて、手でざっと玉に巻く
2・1をかせくり機でかせに直す。
3・かせの状態で洗濯し、物干竿に通して水の重みで縮れを伸ばしながら干す
4・玉巻き機を使って玉に巻く。

面倒ですわ。ぐほ。
ほどいた糸は長年の使用で痩せているので、
新しい糸を組み合わせて編むとふっくら仕上がるし、見た目も新鮮になるです。
私は極細タイプのモヘアなんかをよく使います。

子どもの時着た思い出のセーターみたいなのがあったら、
編み直してブランケットにするといいかもしれんですね。
ブランケットは寒い間、重宝するので、
着るものに編み直すより登場回数が多いかもしれない。

サイズは糸の量で加減するといいと思います。
ちなみにこのブランケットの場合、
短辺が80センチあれば十分かなと思って
80センチ程度になるはずの目数で編みはじめたんですが、
予想以上に編み地が伸びてしまい、馬鹿でかい物体になりました。

大きいのは便利なんだけど、編んでいる時は難儀しましたわ。
一段編んでひっくり返すとき
「よっこらしょ」とかけ声をかけたくなったりするのは、
いくらなんでも異常だと思う(笑)。





パピーのキッドモヘアファインは昔からあって色数が多いので、何回も使ってるかな。
質感がちょっと固く感じられるのと、色が見本より渋い感じがするので、
実物を店頭で確認してから買った方がいいかも。





リッチモアの段染め(エクセレントモヘアカウント10グラデーション)
は柔らかく滑らかな素晴らしい手触りの糸。
色も美しくてあれもこれも欲しい。使途不明だけど。





エクセレントモヘアカウント10のシリーズにはソリッドカラー(単色)も。
モヘアの常備品はパピーをやめて、こっちにしようかなあ。
ま、1回使ってみてからだわね。