Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

ノルディック柄の帽子2号


今日のキャップは、昨日ご紹介したものの色違い。
青緑のモヘアとライトブルーのスラブヤーン、ミックス糸などに劇的に切り替わる、
スペインのおもしろい毛糸を配色に使っています。
色で印象がすごく変わるもんですねえ。
作っておいてなんですが(笑)、ほおお、と思うなり。


私はカラフルめの編みものを作ることが多いんですが、
黒って難しく思えて、かなり避けてきたフシがある。
たとえばいつも編んでいるようなひざ掛けに、
黒を使ったとたん、大げさにいうと世界が変わっちゃう。

黒抜きでバランスしていても、黒が入ると別の新しいバランスを考えなきゃいけないというか。
なので黒抜きと、黒ありというふたつのカテゴリーが、私の頭の中にはあるんだなあ。

色を調和させるバランスをあーでもない、こーでもないとやるのが億劫で、
ずっと黒を封じてきましたが、小さな帽子をちょこっと編んだくらいでも発見があるわい。
いきなり大作は無理ですが、小物から黒を解禁してみるべかね。
色が引き締まって見えて、やっぱりおもしろいわ。