Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

ニット男子3のソックスを編んでみた


編みあがった順に並べたソックス。どう見ても1番最初(左端)と最後(右端)をペアにするのが自然でありましょう。


昨秋出版された michiyo さんの
ニット男子3 この冬着たい手編みのリアルクローズ」にあった、
交差編みのソックスを編んでみたです。


本での指定糸は、ハマナカのソックヤーンであるコロポックル
太めの中細タイプといったら、いいですかね。
この糸を、かぎ針の7号を使って編むんですと。
ほ〜。びっくりするくらいゆるーいゲージ。
極太でも編める太い針で、
中細タイプの毛糸を編むんだわね。初めてだわ、こういうの。

michiyo さんはゲージを、普通から超ゆるめまで、
かなり自由に設定している気がするな。
たぶんなんだけど、硬い編み地がお好きじゃないことに加えて、
ゲージをデザインの大切な要素としてお考えなんじゃないか。



でだ、今回のソックスを編むにあたり、
メンズ用サイズを私が履ける程度に小さく変更する必要があったんですわ。
まず使用針を7号→5号へ。
糸は太めのコロポックル→普通の中細を使うことに。
こうすれば、段数(丈)を調整する必要はあるかもしれないけど、
目数は本のとおりでいけるのではないかと、
非常にざっくり踏んで(笑)、編みはじめたわけです。

サイズに関しては、読みが大幅にずれることはなく、
ほぼ問題なかったんですが、意外なところに落とし穴が。
使った段染め糸は、色の配合の塩梅が気になって、
4〜5色(よく覚えていない)買い込んだピエロのユウヤケのソラ。
この糸の色変化がロングピッチすぎて、1ペア編んだ時点で、
「1組のソックスと見なすには無理がありませんか」という事態に直面(一番上の画像参照)。


片方がヴィヴィッドで、もう片方が渋めって、ありですかね。
左右比対称の靴下を平気で履く私も、「???」でした。
仕方がないので、もう1ペア編んで、
色の出具合がいいもの同士を組ませることにした。

が、この時点で糸の残量がぎりぎりな感じだったため、
紺色の配色糸の使い方を見直すことにしたもんだから、もう大変。
結局、全部編み直したような気がするわ…。とほほ(笑)。