Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

エジプト綿のブランケット


ちょっと前に編んだものなのですが、昨日、毛糸のブランケットと一緒に、
やや太め(合太と並太の中間くらい)の高級エジプト綿を使った
モチーフつなぎのブランケットもアップしました。

穏やかな光沢のある、滑らかな質感の糸です。
最近のコットンは、マットな表情でほわ〜んとした膨らみのある糸が
主流になってきている感じですかね。

使い込んですり切れたといってはいいすぎだと思うけど、
つやがないということは、新品らしさより、ビンテージ感を追求してる気が。
ま、店頭に並んでるお洋服も、あんまり「ぱりっ」とした雰囲気じゃないですもんね。
そんなわけで、このブランケットに使ったコットンは、
今より編みもの人口が多かったころ(70〜80年代くらい?)の王道系で、
素材としては今っぽっくないかもしれないです。


いい原綿(繊維が長く細いので艶がある)をきれいに製糸し、
滑らかにするための後加工(たぶんシルケット加工)が施されています。
昔はこういう糸でサマーセーターを編んで、着ている人がいっぱいいたの。
今より暑くなかったから、着られたのかなあ。秋田だったからかなあ。遠い目。

そういえば、ピンク系3色、ライトブラウン系2色を、
違和感なく並べるのにけっこう苦労したような記憶がぼんやりと残ってます。
編み上がってしまうと、難儀したことなんかすか〜んと忘れてしまうんですわ。
これがいいことなのか、悪いことなのか自分でもよく分かりません(笑)。



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