Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

鍋敷きのようなもの


今日の物体は、麻ひもで編んだ鍋敷き状のもの。
もともとは編みかけのバッグだったんですが、
編みながら「??」と思いはじめ、しばし放置してもなんだか違和感が。
なのでこのバッグは作るのはやめ、ほどきながら紐として使ってました。

バッグの側面を紐として使い終え、
底の部分に突入しはじめたある日、のんきなキャラの旦那が
「あれ〜、この鍋敷きほどけちゃってるよ〜」。
へ? あの、こいつは鍋敷きじゃないんですけど。
ほどけちゃってるんじゃなくて、ほどいているんですけど。ええ?

どうも旦那は、なんの疑問もなく鍋敷きだと思っていたらしく、
ヤカンなどを置く際に重宝してたそうです。
そんないきさつを、私は知らない(笑)。

糸端がたら〜んと伸びた状態では、こやつが何だか分かりませんので、
鍋敷きになってもらうために、リネンの赤い糸で縁編みを編み付けました。
1段目はこま編み、2段目は引き抜きです。
麻ひもバッグの端の始末としてはデフォルトじゃないかな。


よく使うお皿は楕円形のものが多かったりするんです。
自分では思ってもみませんでしたが、
バッグになりそこねた麻ひもの編み地は意外に使える。

鍋敷き(?)とお皿の形がどうして関係あるのかといいますと、
最近は寒いのでこたつでご飯を食べたりするんですが、
その大きな天板を自分で塗り直したところ
塗料の種類がまずかったらしく、
熱いものを乗せると跡が残るんす。

塗装面がおかしなことになっても
塗り直せばいいだけなので問題ないのですが、
(っていうか塗り直しを予定中)
食器に塗料が移ったりするのは、困るですよ。
ということで、元・編みかけバッグは
鍋敷きおよび、皿敷きとして活躍中でございます。