Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

2 Way カーディガン その2


しつこくmichiyoさんの2 Way カーディガンです。
タイトルは「その2」としましたが、先だっての記事のが2枚目ですので、正確にいえば3枚目。
気に入ると同じの何枚も編んじゃうんだなあ。悪癖です(笑)。
母の友達のところへ行くことになっています。

使用糸はカシミアが3割ブレンドされた、ブラウン系のメリノウール。
15玉くらいあったよな〜と編みはじめ、
後ろ身ごろができあがってから糸の数を確認したら
「げっ、足りないじゃん」。ははは。


高級差別化素材ゆえなのか、1玉は25グラム。
長さは90メートルとそこそこありますが、
なんとブラウンの毛糸は全部で10玉しかなかったの。
たんまりあったのは、同じシリーズのオフホワイトだった。
ああ、勘違い。

仕方がないのでブラウンとオフ白の、
イカラーでいってみることにしました。
で、どこで糸がなくなるか読めなかったので、
袖先10段をオフ白にすることに決め、
編む順番を変えて調整することに。

本に書かれているとおりに編むと
1・後ろ身ごろ左側
2・後ろ身ごろ右側
3・前身ごろ+襟の連合軍
4・袖
となります。


しかし、今回は1と2ができたところで、使っている糸の玉がなくなるまで3を編み、
(これでアームホールができる)
新しい糸を付けて4の左右の袖を編んでしまい、
再び3に戻って、前身ごろ+襟の連合軍に残りの毛糸を全て投入。
足りない分をオフ白に切り替えました。
ありえないデザインになるのではないかと、はらはらしましたよ。

編み終えた結果を申し上げますと、
袖は40段のうち10段がオフ白(袖先)。
前身ごろ+襟の連合軍は、46段のうち32段がオフ白です。
右の画像のとおり、バイカラーver.は、
上下をひっくり返して着た場合の違いといいますかね、
どういう変化が生じるかが、一色で編んだ場合より分かりやすいかも。

ひっくり返すと色の出方が変わるのはもちろんですが、
前身ごろの端が上がって、ドレープの量が多くなるですね。
あと、表と裏が分かりにくいデザインなんですが、
袖はぐるぐる輪編みをするので、表側がすべて長編みの表目になります。
表裏を確かめる時は、袖を見るといいんじゃないかな。