Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

棒針編みのボーダーちび三角ストール

今日のは棒針編みの三角ストールでございます。
使用糸は、綿とウールの混紡と思われる、しっかりとしたハリ感のあるテープヤーン。
色は薄めのベージュ系で、まあ無難な色なんだけど、
糸の構造(?)がストレートじゃないので、
編み地に個性というか、クセがおのずとにじみ出るんだなあ。

個人的にテープヤーンの編み地は嫌いじゃないんです。
ですがね、量があんまりないため
「どう料理しようか…」と見るたびに思いながら、
長らくお蔵入りしてました(クラなんかない・笑)。

で、ある日、ふと「棒針編みの三角ストールにしたらどうだろ」
と思いついた。
アイディアを忘れないうちに編んでみることに。

棒針の三角ストールは、以前、いくつか編んだんで(画像上は合細のコットンver.)、
輪針を用意してさあ編むぞ、と思ったものの、
作り目の数とか増やし目の位置とか、なんと編み方自体を忘れてしまってた。ははは。
前は林ことみさんの本を参考にしたんだっけか。
が、探してもそれらしき本は見つからず。仕方がないので検索しました。

したら、素晴らしい記事が<そらまめ 編みもの日記>の中にありました。
Boneyard Shawl完成」というページがそれ。
メリヤスの地に裏目がボーダーで入る、あっさりシンプルなデザインです。

もともとは英語のフリーパターンらしいんだけど、
訳した方がいらっしゃり、
リンクを順番にクリックすると日本語版のPDFが開く! ありがたや。
ガーター編みは糸を食うから、今回のように量がない場合は、
メリヤス主体のデザインは助かるわい。

まずは知りたかったポイントである

  • 作り目の数
  • 増目の位置

の2点を確認しなきゃね。

Boneyard Shawlのデザイナーさんが採用された、作り目の数は7。
中央に3目立て目というか、
柱のような部分ができる編み方ですわね。
この柱のような部分があまり好きじゃないんで、私は
3目→1目に変更。
右上のオカシナ絵は、柱と増目の位置の解説(のつもり)です。


両端の2目をガーターにして、
編み地が丸まらないように配慮している点は、
「おお、いい考え!」と思い、まんまでゆくことに。
両端の増目は2目立て目(ガーター)してから、
1段おきに2目と3目の間に巻き目を作って増やします。

今回は使用糸がもよっとしたベージュ系なんで、
黒の並太毛糸を使って、裏目のボーダーを強調。
ぴりっとしたような気がするんですどね、気のせいかな。
タッセルも黒で作って、ちびストールの三角の頂点につけてみました。

  • 表紙のストールは、中央のタテ目3目、両端の増目は毎段1目。今回参考にしたBoneyard Shawlの編み方より細長く、ストールとマフラーの中間のような形に仕上がります。これもそのうち編みたいなり。