Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

いろいろ出てきた*その1鹿柄のキャップ


年末に片付けをしていたら、
あちこちからすっかり忘れていたいろんなものが出てきました。
我ながら、自らの忘却力に驚いたりして(笑)。

第一弾は、奈良のフルコトさんに収めた、鹿柄キャップのサンプル。
目数とか柄の配置とか、針の号数なんかを見定めるために、
いくつか編んであれこれ試してたんですね、たぶん…。
参考までに納品ver.の鹿キャップは、こんな感じです。



使用糸はピエロがかつて扱っていた伊・ボットポアラ社のオーロラバルキー(毛100%)と、
パピーがやめちゃったアクリル混の軽いモヘア
( ロベルタディカメリーノ レッツォニコ:キッドモヘア50・アクリル50%)。
糸の太さを合わせるため、モヘアは2本取りにしたはずです。

鹿柄の上下にちょこっと使っているカラフルなファンシーヤーンは、
渋谷の東急の今はなき手芸用品売り場で買ったような覚えが。


ネットで毛糸が買えるようになって、買い物がラクで便利になった反面、
実物に触ってから買う機会はほんと少なくなったなあ。
うちの近所でも数年前、そこそこ流行っていた手芸屋さんが廃業したし、
デパートの手芸用品売り場(テナントじゃないタイプ)は見事に消滅。
その穴を埋めるべく現われたのが、セレクトショップのようなタイプの専門店かも。

子どものときは、手芸用品店の壁面いっぱいに作られた中細毛糸の棚の前に立って、
好きな色を選んだり、配色を妄想したりしてたもんです。
あの楽しさをこのところ、忘れてましたのう。


■今季のオーロラは細めで、合細〜中細と並太タイプの2種が出てる。