Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

バッグの被せを編んでみました


ネットで毛糸を買う時に一番考えてしまうのが、
糸の風合いじゃないでしょうかね。
色や太さ、組成なんかももちろん気になるんですが、
どういう糸に仕上がっているかは触ってみないと分からんです。


アラン模様のバッグの被せに使った糸は、
ウール50・ナイロン30・アンゴラ20%
という混率の混紡。
アンゴラはふわふわ柔らかくて
手触りが良く、
大好きな素材です。

しかしアンゴラのみでは
引っぱり強度が著しく劣る糸になってしまうため、
たいてい強さを確保するためナイロンがブレンドされますわね。
この糸の場合は、30%入ってます。


で、この3割に引っかかったんですね。
ちょっと多すぎやしないか。
1割くらいで十分なんじゃ…
とかぐるぐる考え、
きれいな菫色が気に入ったものの、
いつになく慎重に2個ほどテスト用を購入。
編んでみて良かったら、
追加を買おうと目論みました。

が、この毛糸はあっという間に売り切れてしまい、
菫色が2個だけぽろ〜ん。
大物を作るには数が足りないので
用途を首を捻って考えていたのですが、
かごバッグの被せなんかはどうだろうと思って、
作ってみたのがこれ。

縁編みはほわほわしたアルパカ混のモヘア。
アンゴラもアルパカも感触がとてもいいです。
在庫の山を忘れて、
もっと買っておけば良かったな〜なんて後悔中(笑)。