Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

鹿ポーチやっとできたかも


棒針編みよりかぎ針編みの方が得意なんです、たぶん。
で、かぎ針編みの中では、最近目が厳しいものの、幼いころよりレース編みが好きなんですわ。
フルコトさんのためにも何かレースを…と考え、
「ポーチなんかどうかなあ」と作ってみたのが、これ。

いろいろ糸の太さを替えながら試作し、
オーガニックコットンのレース糸を使うと
柄のかわゆいムードとポーチとしての大きさの収まりがいいかも、
というとこに辿り着きました。道のり、遠かったよ〜(笑)。


ちなみに20番のレース糸だと、ベースが方眼編みなので
1マスの大きさが1センチ近くになってしまい、繊細さに欠ける感じ。
ただし、20番は色数が多いので、
そこを活かして色で遊ぶのはありかもしれません。

一方、40番は編むのが大変な割には、出来上がりサイズが小さすぎる。
「付箋しか入らないよ…」ではいかがなものか。冗談アイテムとしては面白いけど(笑)。
極細程度のリネンも使ってみたんですが、今度は大きすぎました。
実用的には「あり」だと思うんですが、いわゆるポーチとしてはどうかなあ。


今回のこだわりどころは、上端のエジング(縁編み)です。
こま編みとピコットを組み合わせて、ちょこっと量感を出してみました。
紐は編むのが面倒くさいんですが、
凝った感じに編み上がるのが気に入ってる、えび編みなり。

糸の太さは何であれ、方眼編みのポーチは
内袋を付けないと使いにくいかも。
たとえば紅筆のような細長いものだと、飛び出してこないかな。
ということで、袋縫いの内袋を付けてみました。

ところがですね、ミシンの押えがどこかに行ってしまい、
急遽手縫いすることに。とほほ(笑)。
おたおたした縫い目を味と思っていただける方に、出会えることを祈っております。
生地はほわっと柔らかい糸の質感に合わせ、
ダブルガーゼのブラックウォッチ柄を今回は選んであります。
内側に濃い色が来ると、レースが映えるかな。


旅とくらしの玉手箱 フルコト
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