Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

ブックカバーのゴム変更しようかな


フルコトのためのブックカバーの新色、今回は渋めの若草色と生成りの組み合わせです。
秋らしい雰囲気はちっともありませんが(笑)、
配色としてはかなり気に入っております。
昔からこの色合わせでドイリーとかいろいろ編んでたかもなあ。
ずっと好きなんですね、たぶん。今ごろ気づいたとは。ぼりぼり。

ブックカバーを何枚か作りながら、ずっと考えていたのがゴムの輪っかについて。
前回は6コールの平ゴムの両端を縫い合わせて輪を作り、
それを折り返し部分にはめていたんですけど
「これでいいのかなあ」と微妙に悩んでいたなり。



理由は以下のみっつ。

  • ゴムの端がほつれて内部のゴムがどうしても顔を出す
  • 手で縫い留めるため、不揃いな縫い目が気になる
  • ゴムが伸びてしまった時、お客さまが新しいゴムを簡単に用意できるか

1番目は素材の特性上仕方ないとはいえ、見た目が良くないです。
2番目は技術的な問題ですが(とほほ)、やっぱり見た目を損なう。
3番目もゴムを使う以上、避けようのないことなんですが、
簡単に新しいものに取り替えられる方がいいと思うの。


たとえば右の画像のモレスキンの手帳は、
使っているうちにゴムがびよ〜んと伸びて、
用を成さなくなりますが、
手帳自体の機能には影響しない。
ところがブックカバーは、
ゴムがないとブックカバーとして使えなくなりますわ。
で、今回は髪を結わえる時にも使う、
太めのゴムを結ぶという方法を考えてみました。

画像の品は、編み地の生成りに合わせてリネン混のナチュラルな色のゴムを使用。
他の色のゴムもあるので、編み地に合わせて色を遊べるかも。
こっちの方が前回Ver.よりいい気がするなあ。

フルコトのイニシャルである「F」のパーツを飾りとして通してあります。
基本的にはゴムを結んだだけなので、簡単に作り直していただけるのではないかと。
この件に関しては、またお店と相談させていただこうかな。


旅とくらしの玉手箱 フルコト
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