Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

空目で間違った靴下


今日も前に編んだソックスでございます。
右側の黄色っぽいのが、昨日ご紹介したもの。
左側のグレー系のは、私がこどものころ着ていた元シェットランドセーターです。

いったい何年前の毛糸だい、と思わなくもないのですが、
微妙に愛着があって長年捨てられず。場所ふさぎなのに、ずっと持ってます。
その毛糸にグレーのモヘアを組み合わせて編んでみました。

が、今日いいたいのは毛糸の古さではございませんで(笑)、
左のグレーと右の黄色、ずいぶんサイズ感というか、甲の太さが違いませんかね。
できあがった時「あれ〜、なんか不格好ではないか??」と思ったんですが、
ざっと見た限り間違っている雰囲気はない。しかし見た目がヘンだ。


しつこく編み目をチェックしてみたところ、
つま先からの拾い目でおかしなことをしてました。ぐは。
上の画像左が、やらかしてしまった空目です。このとおり編みますと、ちょうど1模様増える。

たいていの間違いは、目数が合わなくて気づくことが多いです。
幸か不幸か目数がちょうど良く収まっていたため、
できあがるまで「おかしいぜ」と思わなかったようで。

ソックスを大きくしたい時は、空目方式に目を拾うといいと思います。
長さが必要な時は甲で1〜2段増やせばよろしいかと。

大きく仕上がったソックスを押し付けられた
足のサイズ22.5センチの友人は、寝るときに愛用しているそうです。
おやすみソックスなら、ゆるゆるの方がいいかも。
この話を聞いて、ちょっとほっとしました。

細かい部分を何カ所かいじってますが、このソックスも
着こなし上手のニットのふだん着』(文化出版局)にあったものです。