Snow ( yarn ) shoveling

雪かきのように編む。いつか糸の山は崩れるはず…。

リネンの細長い三角ストール


更新をさぼっている間にすっかり画像が溜まってしまい、
フォルダの中が訳の分からないことになっております。
毛糸ものの季節ですが、整理のために涼しげな編みものを連発せねば。
相済みません。いやはや(笑)。



第一弾は愛用の参考書である、michiyoさんの
着回し自在なニットのふだん着 −リネン、コットンで編む−
文化出版局)で見つけた、三角ストール。

右の画像のように、
掲載作品はブルーのフラックスK(ハマナカ)で編まれてます。
色が濃いせいか、編み目の詳細は分からず。
写真を見る限りフツーの三角ストールに見えますわ。

ところがどっこい、
編み図を確認すると、不思議なことが分かるんだなあ。
先端から編み始める細長い三角形を中央ではぎ合わせる作り。
面白いです。


手持ちの細めのリネンで編んでみることにして、
「2枚をはぐなら、わざと違う色にしてもいいかも」と考え、
芥子色とオフホワイトを組み合わせてみました。

オフ白、芥子色ともに3玉ずつ用意し、
糸がなくなる直前までえんやこら編みました。
つまり編み始めの時点では、
できあがりのサイズが見えてなかったという。はは。

一応、首の周りにぐるっと巻ける丈に仕上がりました。
指定糸であるフラックスKを使った場合は、155グラム(7玉)使用で、
丈は140センチ弱。
本より、いくぶん大きく仕上がったかな。

最後に、「蛇足」という言葉が浮かんで頭から消えなかったんだけど、
なんだか寂しげというか、芸のない雰囲気が気になり、
はじっこにひょろ〜んと小さな房もプラス。
(たぶんバイカラーにしたせいで、デザインのバランスが変わったんでしょう)

なにぶんボリューム感のないちびこい房ゆえ、
大してアクセントになってない気もする。
邪魔にならないという点では、これでいいのか。